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防衛庁払下げ 自衛隊偵察用オートバイ ホンダXL250S


現在の自衛隊偵察バイク

偵察隊では現在でもこのホンダXL250Sの後継機となる偵察用オートバイを運用している。普通科でも部隊連絡用としてこれらのバイクが配備されている場合も多くみられる。防衛庁(現在は防衛省)への偵察バイク納入は、長年ホンダ製のオートバイが採用されてきた(SL250S、XL250S、XL250R、XLR250Rなど)が、2001年度の調達からはカワサキKLX250にその座を譲り、現在はカワサキKLX250に随時更新されている。

xlr250r←2013年時点では、自衛隊内でも少数派となりつつあるXLR250R。ホンダ社製の偵察バイクはこれが最後で、大人の事情から現在はカワサキのKLX250への更新作業が進められている。(写真提供:防衛庁)

偵察バイクのXL250S、そしてXL250Rはすでに各地の偵察部隊から姿を消してしまったようだ。各部隊内で保有している場合もあるかもしれないが、訓練や演習などで活躍する事は恐らくもうないだろう。噂話のレベルではあるが、ホンダXLXなども一部で導入されていたらしいが、こちらはテスト仕様で部隊に配備されて、実用テストを実施していた可能性が高い。ちなみに私は偵察オートバイとしてのXLXは、その現物を見たことはない。

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模擬演習などでは華麗アクロバット走行を見せてくれる偵察小隊ですが、演習で見せる技術は”見せるため”の技術であり、実際に行う偵察訓練は非常に過酷で厳しい。通常の戦闘車両とは異なり、防弾や防御する構造がなく、通常の交通事故ですら任務遂行に著しい支障が出るため、危険地帯を確実に走行するための技術は大変高度で、その技術を習得維持する為日夜過酷な訓練が続けられている。

日本で人気の軍用車両と言えば、「米軍車両」を保有する人が多い。米軍車両は追求した機能美といった点で、右に出るものはなかなか存在しないのも事実。しかし、私は近年の自衛隊も、米軍車両に負けてはいないと思うのだ。この偵察バイクにしても「偵察」という一点だけに特化した機能美であるし、軽装甲車や8輪装甲車など、デザイン的に「軍用車両」を感じるデザインが多くなっている。新73式小型トラックなども、日本独特のフォルムを感じる事ができる日本の「軍用車両」ではないだろうか?やはりこれも時代の流れなのであろう。

民間型XL250Sとの違い

民生XL250Sと偵察オートバイの大きな違いは、ライトガードやエンジンガートのガード類が装備されている事、無線機用の大型なスティール製キャリアー、一人乗り用のシートを装着している点がある。更に車体のカラーリングは業務用OD一色で統一され、民間と同じ車体とは思えないほど威圧感がある。これらの装備品やカラーリングのおかげで、民間型では非常にスマートな車体形状をしているXL250Sが、自衛隊偵察オートバイクXL250Sになるとその感じは大きく一変する。一回り大きい車体に、大きなエンジンを搭載している「まったく別物のバイク」の印象を強く受ける。

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頑丈なエンジンガード
大型のリアキャリアー
見やすい大きめの速度計
特徴的な後部の大型ガード

これから偵察バイクの入手を考えているあなた!

dsc01258偵察バイクを購入するにあたって、いろいろとインターネットで検索すると、この偵察バイクXL250S当時は「偵察オートバイ」、「偵察バイク」で検索するものの、購入や所有に関する情報はとても数か少なく、下調べするのに大変苦労した。2013年になると、偵察バイクで検索することで多くの情報が入手できるが、そのほとんどは「入手できない」、「バラバラの状態でしか買えない」などネガティブなものが多い。

ある程度事実ではあるが、だからと言って入手できない訳でもない。ただ「入手が難しい」のである。

最近の防衛省の機械部品(自動車・通信機等)払い下げでは、フレームや外装パーツはスチールチップの様にして、鉄くず状態での払い下げが実施されている。当然、再溶接して加工できない状態にするのが目的なので、溶断は容赦なく徹底して行われているのが実情だ。あくまでも基本的には・・・。

今回入手した偵察オートバイXL250Sは、すいぶんと昔に防衛庁から溶断をしない完全な状態で払い下げされたものをヤフーオークションで購入した。この未溶断の状態で入手する事ができた数少ない事例だ。30年前以前は、偵察オートバイXL250Sについては溶断しない状態で払い下げが実施されていたので、このXLシリーズについては今でも完全な状態のものが現在でも入手は可能なチャンスがある。しかし、溶断しない状態で払い下げられていた時期はごく短期間であり、直ぐにフレーム溶断したスクラップ状態での払い下げ方式にスイッチされている。

もし、フレームや外装などが完膚なきまでに溶断されている車両を入手した場合には、同型の民間バージョンのXL250Sを別にもう一台入手して、偵察バイクの外装パーツを、ひとつひとつ再生して付け替る方法で偵察バイクをレストアする方法しかない。非常に手間と予算が必要となる話ではあるが、これで公道を走る事が可能な自衛隊偵察バイクXL250Sを個人所有する事ができる。

さて、肝心の入手方法だが、先に述べたヤフーオークションが、入手するのに一番近道だ。筆者のすべての偵察バイクも、基本的にはこのオークションを利用して調達した。あとは、日本各地で開催されている軍用車両のミーティングやキャンプに参加してみるのも、偵察バイクを入手する為の大きな手助けになるだろう。

バイク情報誌(GOOバイクなど一般に発売されているバイク雑誌)にも、まれに売り物が出ている場合がある。しかし、こちらは、特殊外装の付いていない”自衛隊タイプ”とか”モデル”など、カラーリングがODだけの雰囲気が自衛隊偵察バイクといったものが多い。しかし、本物の偵察オートバイが市販車販売の価格帯で安めで売りに出ている場合もあるので、入手チャンスはゼロではない。

 

自衛隊 偵察用オートバイマニアックス|第19偵察隊
偵察オートバイについてまとめています。

&bsp;
まずはそもそも、偵察用オートバイ(偵察バイク)とはなんぞや?
自衛隊駐屯地祭などでよく見る緑のバイクの事なんですが、それについて語っています。

http://amybike.com/7322….

 

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10 Responses

  1. 加東圭子 より:

    いつもブログ拝見させていただいてます。「所管の警察署が発行するある書類」とありますが、どのような書類で、私でも取得可能なものでしょうか?
    お教えいただければ幸いです。

    • webmaster より:

      僕が取得した時は、5年以内に刑法犯などで警察のお世話になっていなければ大丈夫との事でしたが、刑法にそのような規定があるかどうかは不明です(お世話になっていても取得できるかもです)。直接メールを頂ければ、必要な書類についてお答えさせて頂きます。(不特定多数の方が見れるコメント欄では、制度を悪用されてしまうと困りますのでご理解下さい。)

  1. 2009年2月7日

    […] 前回、combat.chでレポートしたXL250Sは バイクとしてはとてもいいバイクだ。個人的には、あのバイクの持つ独特のフォルムが大好きだ。だが、ブレーキが非常に怖かったり、電圧なんて6 […]

  2. 2009年2月10日

    […] 今回はcombat.chのレポートで掲載されているおなじみの陸自偵察バイクXLR250RとXL250Sを イベント会場に持ち込んでいた。これは偵察バイクを会場内で乗ってのってもらうイベントを計画していたのだが、残念ながらこのイベントは天候不順の為危険 と判断し、急遽中止となった。偵察バイクはもっぱらcombat.chのスタッフが食器洗いや買い物などに利用するに留まっていた。 […]

  3. 2013年6月16日

    […] として再生して、保管しておこうと考え中だ。全く手の入っていない状態で入手できた偵察オートバイXL250Sに続いて、自衛隊オリジナルな偵察オートバイ2台目としてのレストアの野望を持っている。予算的なものはまったく不透明だが、来月中頃までには目処を付けたいところ。 […]

  4. 2014年1月11日

    […] ホンダ XL250S […]

  5. 2014年7月29日

    […]  JSDF HONDA XL250Sまとめ […]

  6. 2014年8月12日

    […] JSDF HONDA XL250Sのまとめ […]

  7. 2015年8月19日

    […] こんちゃねオフィスには払い下げられた「偵察オートバイXL250s」と、入手できないが故に自作した「自衛隊仕様偵察オートバイXLR250R」、そして今回レストアした実物の「偵察オートバイ […]

  8. 2015年8月19日

    […] 子供の頃からの夢だった自衛隊偵察オートバイXL250Sを入手してから約半年あまりが過ぎたある日、またしても唐突として、その決断すべき日がやってきた。偵察オートバイを所有してか […]

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自衛隊偵察オートバイマニアックス管理人です。ずいぶんの前からこんちゃねさんのひとつのコンテンツとして配信してきた偵察オートバイコンテンツですが、2015年8月に独自ドメインを取得して別のサイトとして運営することになりました。実際には中の人はこんちゃねさんの時となんら変わりはありません。不定期にツイッターなどでも独り言を言ってます。

このサイトで良く見かける19偵(第19偵察隊)とは?

ウェブサイトのタイトル画像やタイトルにもなっている19偵は、第19偵察隊という意味なんですよね。実際の自衛隊にはこの部隊名の偵察隊はありませんので、架空の偵察隊のナンバリングを頂いております。偵察オートバイやミリタリーバイクでツーリングしたり情報交換したりと、偵察オートバイ・ミリタリーバイクのオーナーズグループの仮名称といった感じですかねぇ・・。実際になんら活動予定などはないんですけどね・・・ツーリングとかキャンプとか行けたら楽しいかな?なんて思ってます。