自衛隊偵察オートバイKLX250の2号機用フレームが完成

自衛隊偵察オートバイKLX250の2号機用フレームをやっと引き取ってきた。半年近くも工場にあずけっぱなしだったが、最近のあたたかい陽気に誘われて、いよいよ自衛隊偵察オートバイKLX250/2号機のレストアを初めていこうと思う。

まず、今回の基本的なレストア目標としては、

  1. 公道走行用ではなく、偵察オートバイKLX250/1号機よりも更に完全なオリジナル状態を目指す
  2. もともと付属していたオリジナルのパーツを極力利用する

といった大目標を設定している。偵察オートバイKLX250/1号機でも極力オリジナルパーツの再利用で組み立てたのだが、車検取得の為にフレーム自体は民間型のものを使用している。しかひ、今回は自衛隊のオリジナルフレームをベースに、溶断されていた車台番号の部分をフレーム加工工場で再生してもらうといった手法を採用した。ナンバー取得を諦めたからこそ可能になった、「真のオリジナル完成車」の第一歩である。自衛隊用フレームの修正は、実績のある前回と同様のフレーム工場で修正してもらう事にした。

現段階でオリジナルパーツで構成できない部分としては、タコメーターの部分とハーネス部分、そして解体時に破壊せざるおえなかったいくつかのネジがある。また、全後輪も少し歪みが出ているために、スポークの張替え作業が必要になるだろう。あとは、エンジンガード部分が2つに切断されているので、こちらを上手く再生する必要がある。こうやって文章にすると、かなりと追加修正しなければならないパーツがある事が分かる。

パーツの修正などは面倒臭いが、とてもウキウキな事もある。今回の偵察オートバイKLX250/2号機のフレームは、完全な自衛隊のオリジナルフレームなので「カラーリング」が本当に申し分なくウキウキだ。まあ、実物そのものなのだから、当然と言えば当然なのであるが、他のパーツ類と色調がピッタリと一致している。これは本当に嬉しい。

また、ガード類にベース部分も再溶接ではないので、なんとなく強度が高そうで心強い印象を受ける(溶接の専門家に言わせれば、溶接強度的にはそれほど変わりはないと事だが・・・あくまでも個人的な印象である)。さて、これを今からゆっくりと組み立ていく事にする。偵察オートバイKLX250/1号機の時のように頻繁にブログを更新する事はないだろうが、作業工程の節目節目には記事をアップしていく予定だ。是非お付き合い頂きたい。

 

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