防衛庁払下げ 自衛隊偵察用オートバイ ホンダXL250S
非常に残念ではあるが、現行の偵察オートバイモデル(XLR、KLX)は自衛隊からの払い下げでの入手はほぼ絶望的と考えて間違いないだろう。XLRはバイクとしての使用できる状態での入手はほとんど不可能だが、キャリアやガード類などの外装パーツとしての払い下げは1990年前半まで実施されていたので入手する事は可能。XLRの自衛隊用外装パーツについては、ヤフーオークションに時折出品されている。現行配備のKLXは、最近払下げが実施され始めてはいるが、はやりXLR同様に溶断処理が徹底して実施されているようで入手は難しい。それでも民間で完全な偵察オートバイをコレクションしている人がいるのもまた事実。一体どのように入手しているのか?なにかしらの方法が存在するのだろう。
運良く実物の偵察オートバイを入手しても、メンテナンスコスト面にも注意が必要だ。今回入手できた偵察バイクXL250Sについても同様だが、自衛隊内で仕様耐用年数を過ぎて払い下げされたものなので、フレームが溶断がされていない「見た目が完全な状態」なだけであって、バイクとしては過酷な訓練によって長年酷使されて、各所のダメージは相当なものだ。ベアリングや機関部分などの稼動部分は安全の為に徹底的にオーバーホールを必要があるので、その分のコスト増を覚悟しておく必要がある。
購入価格は、今回購入した偵察オートバイクXL250Sは車体本体価格10万円で購入。登録などの諸経費が1万円、エンジンなどのレストアパーツで12万円ほど使用している。民生用のXL250Sで約7万円前後の取引相場なので、かなり高価な買い物になってまっている。ちなみに防衛庁での偵察オートバイXL250Sの調達価格は60万円。それに比べれば結構安く購入できている計算にはなるが・・・。
自衛隊の偵察オートバイとは異なり、米軍用偵察バイクを購入する場合は比較的簡単に入手が可能だ。米軍は主にカワサキのバイクを一部の部隊で使用している。こちらは通関証明書のついた米軍払い下げ品としてたまに販売されているので比較的入手が簡単。沖縄県内の業者間では結構流通しているようだ。
米軍で活躍しているミリタリーバイクのまとめ
本物の海兵隊M1030を間近に見てから、米軍で使用されているミリタリーバイクにも興味が湧き始めた。そこで米軍で採用されているミリタリーバイクについて少し調べた事を記事としてアップしておくことにする。自分で米軍のミリタリーバイクを購入するときの参考にした…
米軍払い下げオートバイ車体価格は15万円から20万円くらい(2009年当時)での取引が一番多い。沖縄県内では、米軍車両関係は「ミリタリーショップや米軍払い下げ品店」よりも、普通の”個人の中古車販売店”が在庫している場合をよく見かける。これから購入を検討されてる方は参考にしてほしい。
収集データー
本製品データー | 実銃データー | |
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名 称 | 自衛隊 偵察オートバイ |
—
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メーカー | 本田技研工業株式会社 |
—
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主要材質 | — |
—
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銃身長 | — | — |
全 長 | 2.175mm | — |
重 量 | 128kg | — |
口 径 | — | — |
初 速 | — | — |
パワー値 | — | — |
照準具 | — | — |
パワーソース | ガソリン | — |
給弾方式 | — | — |
発射速度 | — | — |
発売日 | 不明 | |
撮影日 | 2004年10月10日 | |
購入店 | ヤフーオークション | |
実売価格 | 本体98,000円(消費税込み)+パーツ代120,000円+その他 | |
ポイントスター |
★☆☆☆☆
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外部リンク
レポート修正履歴
2013年5月7日 記事の内容を一部修正し、写真をUPしました。
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いつもブログ拝見させていただいてます。「所管の警察署が発行するある書類」とありますが、どのような書類で、私でも取得可能なものでしょうか?
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