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自衛隊風偵察バイクを自分で作ってみた製作日記! ホンダXLR250R編


陸上自衛隊仕様 偵察バイク HONDA XLR250R レプリカ制作まとめ

子供の頃からの夢だった自衛隊偵察オートバイXL250Sを入手してから約半年あまりが過ぎたある日、またしても唐突として、その決断すべき日がやってきた。偵察オートバイを所有してからは、ほとんど毎日のようにチェックしているヤフーオーク ションに、あの待望の偵察オートバイが出品がされていた。そう!あの「自衛隊仕様ホンダXLR250R」が個人出品されているのだ。

俺は夢を見ているのかっ?コレは夢なのか??と自分の目を疑い、何度もパソコンの画面に映しだされた偵察オートバイXLR250Rの情報を食入るように見つめる。それもその筈、膨大な資料や関係者から聞いた話では、完全な状態での自衛隊XLR250Rの入手は不可能に近いのだ。しかし、パソコンモニターに映しだされてる自衛隊偵察バイクは、まさに「自衛隊偵察オートバイXLR250R」なのである。

毎日、シコシコとヤフーオークションサイトを睨みつけていた努力は無駄ではなかったワケだ!バンザーイ!

払下げの偵察オートバイXLR250Rが出品されている!こちらで入手レポートをした自衛隊偵察オートバイXL250Sは、初めて入手した偵察オートバイなので愛着が多い。あの無骨なフォルムも大好である。

しかし、日常の足として乗るためのオートバイとしては、ブレーキの効き目が弱く非常に怖い思いをしたり、電圧は6Vしかないので、ウィンカー点灯時にはウィンカーがちゃんと点灯しているのかどうかも判別できない程暗く、警告ホーンなどは「ピィィィ・・・」と2,3秒で音が出なくなるので警笛の意味をなしてはいない。

数々の問題点はあるのだが、一番の問題点が保守部品(パーツ)のほとんどが欠品となってしまっているので入手が非常に難しい点である。日常の足として偵察オートバイを利用するには、保守部品の入手困難は安全な公道走行にとっては致命的な欠陥事項となってしまう。

そうなると、現行型の「XLR250R」か、新しく配備が進む「KLX250」の欲しくなるのは自明の理である。「欲しい」と強く思うが、「入手が出来ない」と、その可能性の恐ろしいまでの低さを知っている・・・。そんな相いれぬ複雑な思いの中、その妄想が現実として手の届く範囲までやってきたのである。

オタク的状況に例えるとすれば、いつかはラムちゃんが自分の元にやってくると思い続けて15年、待ちに待ったラムちゃんが予定より15年も遅れて空から降りてきた感覚というべきだろうか。

早速、オークションの入札に参加してみるが、まったく入札される気配はない。どうやら、最低落札価格なるものが設定されているようだ。

『なんなんだ!この最低落札価格つーのは!売ってもイイ値段から初めてくれよ!』

と心が声にならない悲痛な叫びを上げる。鬼神の如く追加金額で入札を続けるものの、この目の前のパソコンモニターに映しだされている偵察オートバイXLR250Rは、一向に落札できる気配は無い。どんどんと入札を続けていくと、ついに入札価格は45万円まで跳ね上がってしまっている。が、「最低落札価格に達していません」と無常や表記が出たままである。

「自衛隊でも新車の調達価格でも60万円ですよ・・・このあたりでの引き際が肝要かと・・」

と、隣のデスクにいる MATT氏の諸葛孔明バリのクールなご意見を受けてなんとか冷静さを取り戻す。危ない危ない、45万円はさすがに行き過ぎた。こんな伝票を経理に回せば、無視されて自腹が確定しまう。いや、あるいは自腹でも問題はないか・・・などと自分自身と格闘するも、ひとまずは気持ちを落ち着かせた。しかし、物欲の塊である私がこんな事で諦めれる訳でもなく、

「俺の力はここまでかぁ!うぉーどうしてもXLRがほしいー!やっぱ12Vの電装じゃなきゃヤダー」

やはりどうしても諦める事ができない。自衛隊偵察オートバイのXLR250Rは入手している人が世の中にはいる・・・・。そしてそれが目の前に売りに出ているが、予算的には買える金額ではない・・・。しかも自分の中の物欲番長はすでに目覚めてしまっている・・・。そこで導き出された結論は、

「もうこうなったら、自分で陸自(風)偵察オートバイXLR250Rを作るしかない!」

そうして、バイク弄りも殆どしたことのない、バイクについてスーパー素人の癖にとんでもない目標「偵察バイクを作る」という目標を実行に移す事になった。2004年10月、この日から自衛隊仕様のXLR250Rを自らの手で製作するという、油と塗料まみれの長いストーリーが始まる事になる。

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23 Responses

  1. とうふバンビ より:

    こんなサイトがあるなんて初めて知りました。自分も偵察バイクを作りたいと思っていたので、非常に参考になりました。有難うございます。

  2. www.tb988.com より:

    成功呈概率分布,关键是你能不能坚持到成功开始呈现的那一刻。

  1. 2009年2月10日

    […] 今回はcombat.chのレポートで掲載されているおなじみの陸自偵察バイクXLR250RとXL250Sを イベント会場に持ち込んでいた。これは偵察バイクを会場内で乗ってのってもらうイベントを計画し […]

  2. 2010年8月29日

    […] もうちょっと涼しくなったら、バラバラに解体して共有できる部品は陸自仕様XLR250Rの予備パーツとして保管しておくつもりだ。 […]

  3. 2013年5月17日

    […] ここまでは、配線を切られるなどの処理は施されていない。うむ!良い感じだ!電気関係は見えないだけに、何かの破壊処理をされると結構手こずる事が多い。前回の自衛隊仕様偵察オートバイXLR250Rのレプリカ制作の時も、配線にはかなりイライラさせられた記憶がある。そんな苦い記憶が蘇りつつ、メインハーネスを追いかけてみると、 […]

  4. 2013年5月22日

    […] 前回の偵察オートバイXLR250Rのレストア時の記憶が蘇る・・・今回もフレームとエンジンだけになってしまった偵察オートバイKLX250を見て、 […]

  5. 2013年5月25日

    […] このリアガード、残念ならがこのままでは民生車のKLX250には装着できない。このリアガードを装着するためのベースとなるパーツが、フレーム部分に溶接されているためだ。前回の自衛隊仕様偵察オートバイXLR250Rを制作した際には、どうしてもこのパーツが入手できないのでワンオフパーツで制作した経緯がある。今回のこのKLX250は、このガードマウントベースが切断されることなくフレームに付いた状態だった。このオリジナリティをなんとか保ってこの払下げ偵察オートバイKLX250をレストアしたいところだが、車台番号の問題やフレーム強度の問題で簡単には出来ないジレンマに陥っている今日此の頃である。 […]

  6. 2013年5月29日

    […] 自衛隊偵察オートバイには、バイク本体の後部、荷台のちょっと下あたりにプラ製の小さい工具箱がついてる。偵察オート-バイXLR250Rを組み立てたときは、この工具箱本体はあったものの、この箱のフタが紛失しており、書類や工具を入れるといった用途では使用できない状態だった(後日、ミク友さんからXLR250R用の工具箱を譲って頂いただいたが、フタをなくすのが嫌で、未だにバイクには取り付けてはいない!)。 […]

  7. 2013年6月5日

    […] 偵察オートバイには、民間型には装着していないガード類を装着する為のベースと、それらの補強をするパーツが着いている。偵察オートバイXLR250Rを作成したときも、この部分を再現するために大変苦労したものだ。幸いな事に、今回の偵察オートバイKLX250には、リアガードベースとフレーム補強用のパーツが切断されずに残っていた。今週末には、この偵察オートバイ用パーツを、民生用フレームに装着する作業を実施する予定だ。 […]

  8. 2013年6月21日

    […] 先日、mixiで友人だったマイミクの方から、フェイスブックページへへコンタクトがあった。久しぶりにメッセージのやり取りをしていると、偵察オートバイ仕様XLR250Rのリアキャリアー(灯火管制ライトを装着できるモデル)を探しておられるとの事だった。そう言えば、倉庫に偵察オートバイXLR250Rのリアキャリアーがあったな・・・と、雨の合間を見計らって倉庫でリアキャリアーを探してみた。 […]

  9. 2013年6月22日

    […] KSC システム7プラス1搭載の「M11A 1」が10月28日(水)に MVG2008 in 本栖湖ハイランド参加レポ ついでに偵察オートバイXLR250Rの無残なフレームを見てくれ! 陸上自衛隊仕様 偵察バイク HONDA XLR250R […]

  10. 2013年7月20日

    […] 偵察オートバイ仕様XLR250Rの時も思っていたが、 […]

  11. 2013年7月24日

    […] 自衛隊仕様偵察オートバイXLR250Rを制作した時は、民間のものをそのまま流用したので作業はとても簡単だった。が、今回の偵察オートバイKLX250の場合はサービスマニュアルにある配線図 […]

  12. 2014年1月11日

    […] ホンダ XLR250R […]

  13. 2014年1月11日

    […] ホンダ XLR250R […]

  14. 2014年1月15日

    […] ホンダ XLR250R […]

  15. 2014年6月19日

    […] 自衛隊仕様 ホンダ XLR250R […]

  16. 2014年6月23日

    […] 自衛隊仕様 ホンダ XLR250R […]

  17. 2014年6月27日

    […] 自衛隊仕様 ホンダ XLR250R […]

  18. 2014年7月29日

    […]  HONDA XLR250R (COPY) […]

  19. 2014年8月12日

    […] HONDA XLR250R (COPY)のまとめ […]

  20. 2015年8月19日

    […] のレストア作業の間、私自信が数回に分けて6週間程バンコクへの出張が入っているので、前回レストアした自衛隊仕様偵察オートバイXLR250Rよりもかなり早いペースで仕上げた事になる。 […]

  21. 2015年8月27日

    […] XLR250R […]

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自衛隊偵察オートバイマニアックス|第19偵察隊の中の人

自衛隊偵察オートバイマニアックス管理人です。ずいぶんの前からこんちゃねさんのひとつのコンテンツとして配信してきた偵察オートバイコンテンツですが、2015年8月に独自ドメインを取得して別のサイトとして運営することになりました。実際には中の人はこんちゃねさんの時となんら変わりはありません。不定期にツイッターなどでも独り言を言ってます。

このサイトで良く見かける19偵(第19偵察隊)とは?

ウェブサイトのタイトル画像やタイトルにもなっている19偵は、第19偵察隊という意味なんですよね。実際の自衛隊にはこの部隊名の偵察隊はありませんので、架空の偵察隊のナンバリングを頂いております。偵察オートバイやミリタリーバイクでツーリングしたり情報交換したりと、偵察オートバイ・ミリタリーバイクのオーナーズグループの仮名称といった感じですかねぇ・・。実際になんら活動予定などはないんですけどね・・・ツーリングとかキャンプとか行けたら楽しいかな?なんて思ってます。