燃料漏れしてたキャブレターを本物の偵察オートバイ用エンジンに着いてたキャブに交換

うちの偵察オートバイXLR250Rは、パーツを自分で組み合わせた「自衛隊仕様」である。仕様と言えば少々カッコいいが、外装パーツやガード類以外の部品、特に燃料関係や走行関係はほとんど民生品のパーツをそのまま利用している。ま、自衛隊も民生用を使用しているので、一緒と言えば一緒なんだけども、一度自衛隊内で使用された部品で統一したいのは、マニア同士だけが分かる馬鹿の印みたいなものである。

そんな感じで、燃料漏れしてた偵察オートバイXLR250Rのキャブレターを、自衛隊放出のジャンクXLR250Rのエンジンから取り外したキャブレターに換装する事にした。これでまたひとつ、オリジナルに近づいた訳だ。

6年ぶりくらいにキャブ交換をするので、すつかり手順を忘れてしまっている、こんな知恵の輪みたいな構造よく考えたもんだな・・・と思いながらなんとか取り外し成功。続けて払下げのキャブレターを取り付ける。

早速エンジンを始動させてみる。2~3回でエンジンが回り出す。が、アイドリングがどうも安定しないし、30秒くらいで止まってしまった。なんども試みるが、はやりアイドリングで停止してしまう。始動はまったく問題ないんだけどな~。サービスマニュアルを見ながら、パイロットスクリューを少しづつ調整してはみるものの、アイドリングが1分以上継続する事はない。これなら燃料がガバガバ漏れてても、前のキャブレターの方がいいじゃんかよ!

という訳で、古い民生用キャブレターを掃除してシールし直して、明日にでも取り付ける事にした。やっぱりバイクは「走ってナンボ」である。

 

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