自衛隊偵察オートバイKLX250の溶断されたフレーム部分をきちんと修正する

2020年5月18日

現在レストアしている自衛隊偵察オートバイKLX250/2号機は、できるだけ自衛隊で使用されている状態のままでレストアする予定にしている。去年完成した自衛隊偵察オートバイKLX250/1号機も限界までオリジナルに近づけたが、公道を走行するためにナンバーの取得を優先しているので、厳密に言えばフレームのコアな部分は民生用のフレームを使用した「オリジナル度85%モデル」である。

そこで今回の自衛隊偵察オートバイKLX250/2号機では、フレームで溶断された部分だけを修正する方針でレストアをすることにした。この方法は、ナンバー取得を諦める代わりに、オリジナル度が限界まで高い自衛隊偵察オートバイKLX250が出来上がることになる。当然、町中を自由に走ることができない、バイクとしては欠陥とも言うべきものにはなってしまうのだが・・・。自衛隊偵察オートバイKLX250/2号機は完全なコレクションモデル(ミュージアム)としての位置づけである。

ヤフオクで購入した事故廃車(書類なし)のKLXフレームを再利用

フレームとハンドルの付け根部分で、車台番号を完全に切り取る形で溶断されている。この部分だけを溶接で綺麗に再生してもらうことにした。材料となる民生用KLXのフレームをヤフオクで調達して、溶断部分に合わせてカット。自衛隊用フレームの方へ移植した。フレームの歪みをレーザーで計測して歪み修正してもらった。これらの実作業は1週間ほどで終了した。

そしてフレームを自衛隊色へカラーリング。だが・・・

自衛隊偵察オートバイKLX250/1号機の時はフレームを丸ごと塗装だったので気にならなかったが、今回はフレームの先端だけなので、オリジナルのフレーム後半部分との色調の違いがとても目について仕方がない。

(右側写真:タミヤの自衛隊色スプレー | 写真左:駐屯地PXで購入したナフコ製ODスプレー)

何度も塗りなおしてみるのだが、どうしてもフレームと同じような使い古した業務用ODとの色調が合わない。つや消しを使用したりして雰囲気をマッチさせようとすればする程、オリジナルフレームの色調から遠のいて行く気がする。

この改造は強度的には大丈夫だろうか・・・?

まずは、この方法は絶対におすすめできないレストア方法であることを申し上げておきます。ナンバーは取得することはできませんし、フレームの修正コストもかなり割高(自衛隊偵察オートバイKLX250/1号機の時の載せ替えコストの3倍強)になります。

では肝心のフレーム強度の件に関しては、純正に比べて70%から80%くらいの強度は確保できているのでは?と教えて頂きました。自衛隊で使用されていたハードな乗り方では歪みなどが再発生する可能性は高いが、通常の街乗りや林道走行程度のものであれば、このフレーム溶断の溶接修正が原因で歪みが早くなることはないとの事だった(実際には町中で日常的には乗れないので実証はできませんが・・・)。これらから判断するに、まあ、自衛隊払い下げ車両としては、そこそこの強度を発揮しているのではないか?と考える。

博物館展示モデルとして生まれ変わる予定の自衛隊偵察オートバイKLX250/2号機、どうせならナンバーも自衛隊用のものを取り付けて「完璧モデル」を作り上げたい。


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