ご近所の自衛隊バイク好きの方(だいたいのバイクは大好きな方)から「騒音測定器があるので偵察オートバイの排気音測ってみますか?」とのご提案を頂いた。ちょうど前から気になっていた「自衛隊偵察オートバイの排気音は小さい」というウワサ話が、数字で実証できるかもしれない!このチャンスを利用させてもらって、偵察オートバイの排気音を測ってもらうことにした。
自衛隊バイクKLX250の排気音計測の様子
測定方法は、オートバイの排気音測定基準に沿った測定ポイントを確認した上で、エンジンの回転数をアイドリングから約6500回転くらいまで上げていくのを測定する。この状態で偵察オートバイの排気音を実測してみた。
自分の偵察オートバイのアイドリング音はよく聞くのだが、高速でエンジンが回っている音は、自分で偵察オートバイを運転している時よりも小さく感じた。これオートバイの振動を体で受け止めていないからかも知れない。
※動画は高回転のエンジン音から突然始まります。音量に注意して下さい。
エンジンの回転数を上げていくと、測定器の数値もどんどんと上がっていく。約6500回転のところで騒音値は約92.8dbが最高値だった。以下に各状態における排気音の実測値をまとめておいた。
アイドリング時:約69db 〜 72db
3000〜4000回転:約76db 〜 88db
6500回転:約89db 〜 92.8db
最高騒音値:92.8db
ここで今回の実験測定の根幹に関わる重要な事に気がついた。250CCのオートバイは車検制度がないので、この92.8dbという測定値が高いのか低いのか?つまりは排気音はノーマルのKLXと比較して静かなのかどうなのかが解らない・・・。
個人的には、少し小さいような気がする(贔屓目)。
もし、皆さんの中でノーマルのKLXの排気音の騒音値をご存知の方がおられたら、是非ご教授頂きたい。個人的には他の街乗りしてみ民間型KLXよりは排気音が小さいように感じている。もちろんかなりの贔屓目な感想である事は否めない。