修正したフレームに業務用(自衛隊用)オリーブドラブを着色

今回、偵察オートバイ用フレームの修正に当っては、検討に検討を重ねて偵察オートバイ用フレームを最大限生かす形での修正方法を選んだ。当然、購入した民間用フレームに切った貼ったな作業を繰り返す事になるので、偵察オートバイ用フレームの主要部分は補強材を当てて強度を出している。偵察オートバイ用フレーム重量自体はオリジナルの状態から約2キロの加増となったが、強度的にはプロトタイプと言っても過言ではない強度が出せているようだ。フレーム修正の最後は、レーザーを使用したフレームの歪み補正を実施してもらい、ほぼ完全な状態にまで修正したもらう事ができた。

塗装については、偵察オートバイ用フレームの大部分を移植しているので、使い古している感じの本来のカラーリングを生かす形で着色。汚し塗装も入れてみて、まるで大きなプラモデルのようだ。

完成したフレームを少しずつ磨いて着色していく過程で、フレームのリア部分が民間用と偵察用では異なる事を発見した。ちょうど荷台を支える部分のベースパーツの鉄板の厚さが大きく違うのである。民間用が1.5mmに対して、偵察オートバイ用では3.2mmと、大方2倍の厚さで作られている。ひょっとすると、自衛隊用と民間用の差ではなく、年式による違いの可能性もあるが、やっぱい鉄板の厚い方が、なんか軍用っぱくて私は大好きである。

現在の作業は、汚れたエンジン外部の洗浄や、ケーブル類のプラ製品などの汚れをとって、油で磨く作業を進めている。近いうちにこのフレームにエンジンを載せて前後のタイヤをとりつけて、一応どこでも移動できるようにするのが今週の作業目標だ。

 

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