偵察オートバイのキモ!KLX用のフロントガード部分

偵察オートバイを偵察オートバイたらしめたる基本パーツ。それがフロントガード部分リアガード部分だ。今回、偵察用オートバイKLX250についてきたフロントガードは、従来の自衛隊払下げと同様に2つにカットされたものと、ほとんどカットされていない2種類のものを手に入れた。

■2つにカットされたフロントガード

こちらは従来の払下げのゆに2つにカットされた状態の自衛隊偵察オートバイKLX250のフロントガード部分。右側と左側では切断面の処理が異なる為、他の払下げ偵察オートバイのパーツと思われる。2つにカットされているとはいえ、このコンディションの状態のものの入手は非常に難しい。

■ほとんどカットされていないフロントガード

今回、殆どカットされていないフロントガードも同時に入手した。偵察オートバイXL250Sを入手して以来、このコンディションの入手は初めてである(自衛隊偵察オートバイKLX250自体の入手が初めてなので当然ではあるが・・・)。フロントガード下部にクラックが入っているのだが、これで「溶断処理」という扱いになっているのかしれない。

完全な状態のフロントガードについては、クラックと修正するだけで簡単に再生できそうだ。問題は2つに分断されたフロントガードだ。上手に繋いでフロントガードの形にするのは簡単なのだが、ガードの中の鉄のプレートをどうするか?ここが一番の問題である。

あのプレートに強度強化の為についている溝は、プレス加工で処理されている。なので、レプリカで再現しようとすると、プレス用金型が必要になり、普通に考えてとてもペイしない費用が必要となる。ここを工夫して、如何に低コストで、そしてリアルに再現するか?これが大きな課題になっている。

 

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