昨晩から、偵察オートバイKLX250の配線と格闘している。偵察オートバイKLX250のハーネスは、車体本体とハンドル部分で切断された状態で、車体側の配線には切断処理が入っていない。そして、重要な自衛隊用の灯火管制スイッチもあるので、なんとかしてこのオリジナルの偵察オートバイKLX250ハーネスと、ヤフオクで購入した民間用ハーネスの前方部分を上手く結合させて使いたい・・・。そうすれば、このハーネスを簡単に再生できるのではないか?と妄想している。
が、実物の配線一本一本と、サービスマニュアルの配線図を追いかけてみるが、どうも偵察オートバイ用ハーネスと民間用ハーネスは若干異っている部分がある。まず気がついたのはイグニッションスイッチ部分。偵察用オートバイ用のイグニッションスイッチの配線は、なんか数が少なかったりする。
なので、もう一台ある偵察用オートバイKLX250のフロント部分を外して、配線を一本一本追いかける作業を実施中だ。この偵察オートバイも、溶断で配線はかなり焦げ付いているので、目視で一つづつチェックしている。
自衛隊仕様偵察オートバイXLR250Rを制作した時は、民間のものをそのまま流用したので作業はとても簡単だった。が、今回の偵察オートバイKLX250の場合はサービスマニュアルにある配線図を参考にして作業を進めるしかない。慣れないこの配線図との戦いは、なかなか視力と根気を必要とする。
偵察オートバイ用フレームが完成した今、このハーネス周りの完成がレストアまでの最大の障壁だと思っている。ここでなんとか踏ん張って頑張らないと!